製粉から製麺まで一貫生産
慶応元年より１４０年以上の歴史ある田中製麺所は奥秩父の清流と澄んだ空気が豊富な小鹿野町で 製麺業を営んでおります。創業当初は田中屋として製粉事業を、その後、田中製麺所として手作 りにこだわった麺つくりを行いながら、現在では地産地消をめざし地元秩父地方の契約農家で栽培 された玄蕎麦・小麦を主原料とし、製粉から製麺までを一貫生産しております。
蕎麦は、玄蕎麦を製麺前にその都度製粉した挽きたて・打ちたての蕎麦の風味が味わえる逸品。 うどんは、熟成を十分に行い腰が強く昔懐かしい地粉の風味豊かなうどんに仕上げております。
製造工程は衛生に配慮した作業工程で行われます。工場内に入るときの手洗い、靴の履き替えと消毒、衛生帽子や手袋など、空調による温度管理。
製造効率のため一部機械化もされてますが伝統の味を守るため、麺のコシや味を左右する大切な工程は手作業で行われています。
つるつるっと美味しく感じる麺の弾力性やコシ、食感を左右する熟成の工程。
数時間熟成させます。
熟成の時間はその日の湿度や温度により最適の時間を調整。
麺のコシに重要な手作業の一つ
生地を少しずつ左右に均等に伸ばしていきます。
少しずつ薄くしていく工程が非常に重要です。
手切りと同じ軌道を描く切り方で、一定の太さの麺が出来上がります。
しっかりと打ち粉を入れていきます。
当社出荷の麺は「生麺」と「半生麺」があります。
「生麺」はできたての香りや旨味をそのまま茹で上げて召し上がれます。賞味期限は1週間ほどとなります。
「半生麺」は生麺を真空パックにし、保存料など一切使用せず熱殺菌処理し、無菌状態でパックしてあるので、常温でも30日間ほど日持ちいたします。贈答用などにとてもお勧めです。
地産地消をめざし地元秩父地方の契約農家で栽培された玄蕎麦・小麦を主原料とし、製粉から製麺までを一貫生産。蕎麦は、玄蕎麦を製麺前にその都度製粉した挽きたて・打ちたての蕎麦の風味が味わえる逸品。うどんは、熟成を十分に行い腰が強く昔懐かしい地粉の風味豊かなうどんに仕上げております。
奥秩父の清流から流れるきれいで美味しい水に恵まれた環境
小鹿野町には山に囲まれた自然から湧き出すきれいでおいしい水、平成の名水百選の「毘沙門水」があります。名水と言われるこの水は小鹿野町の白石山（別名・毘沙門山）麓から湧き、カルシウム分とミネラル分豊富な自然水。
奥秩父の小鹿野町はおいしい水に恵まれてます。
上流には埼玉県内で唯一日本の滝百選に選ばれた「丸神の滝」があります。全長76mにもなる滝の流れは雄大で、流れる川の水も無色透明で自然がそのまま残っています。
